Cobblestoneとは?イギリスの街並みに残る美しい石畳の魅力
2023.10.29
英国コラム
目次
Cobblestone
コブルストーンとは丸石のこと。
丸い石が敷き詰められた通りをコブルストーンストリートと呼んでいましたが、今では石畳み道全般をコブルストーンと称しているようです。
日本語では石畳の道はあまり見かけませんが、イギリスではよく目にします。
コブルストーンの道は舗装道路の先がけとも言え、雨でぬかるむのを防ぎ、晴れの日でも埃が舞いにくい特徴を持っています。
砂の上に敷かれた丸石は透水性もあり、環境に配慮された道路の形でもあります。
コブルストーンの歴史と役割
ヨーロッパでは古くから、コブルストーンは街道や都市部の主要な道に用いられてきました。
自動車が登場する以前、馬車や人々の移動を支えるために敷設され、耐久性や排水性の高さから長く重宝されました。
イギリスで見られるコブルストーンの街並み
ロンドンやヨークなどの旧市街を歩くと、今でも多くの石畳の通りが残っています。
観光名所や歴史地区では、古き良きイギリスの雰囲気を感じられる大きな魅力となっています。
コブルストーンと現代
現在では舗装道路に置き換わっている場所が多いものの、観光地や保存地区では当時のままの石畳が残されています。
街並みの景観を守るだけでなく、訪れる人々に歴史を感じさせる役割も担っています。
コブルストーンに関連する英語表現
cobblestone street
石畳の通り
観光ガイドや旅行記事でよく使われる表現です。
walk on cobblestones
石畳を歩く
旅先での情景を表すときに便利な言い回しです。
まとめ
Cobblestoneとは単なる「丸石」以上に、歴史や文化を背負った存在です。
イギリスを訪れた際には、石畳の街並みを歩きながら、その背景にある文化を感じてみましょう。

