Wedding~From the United Kingdom

2021.05.01

異文化理解

欧米では6月が結婚式のシーズン。日本とは違い梅雨ではなくイギリスは一番好いシーズンを迎えます。

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今では日本でも、ウエディングの「4つの何か」は浸透しました。結婚の時に花嫁がつけるその4つがsomething old、something new、something borrowed、something blue。古いもの、新しいもの、借りたもの、青いものを、花嫁はこの4つをドレスにしのばせます。この習慣は英国のマザー・グースの詩に由来するとも言われています。

でもなぜドレスは白になったのでしょう。1840年にヴィクトリア女王が、白のドレスをお召しになったのが最初の説のようです。ヴィクトリア女王はご自分でも絵をお書きになり、付添のブライズメイドたちの服装についてもご提案。ドレスに使うシルクサテンはロンドンで織り、レースは英国のものにこだわり、デヴォンのボビンレースをあしらわせました。ベールの髪飾りにはオレンジが使われたのにも、わけがあります。オレンジは多産のシンボルで、ヴィクトリア女王はその後、9人の王子と王女を授かります。ちなみにオレンジの花は、白なので、実と同じオレンジ色ではありません。

そしてボビンレースの胸元には、最愛のアルバート公から送られた大きなサファイアのブローチが輝きます。英国王室では婚約時にサファイアを贈ることが多いようですね。ダイアナ妃の婚約時のサファイアの指輪は、ケンブリッジ公爵夫人になられたキャサリン妃に受け継がれています。サファイアはsomething blueのアイテム。青を意味するラテン語が転訛してサファイアとなり、古代より王族たちに愛されていた宝石です。白と青、ウエディングには今では欠かせない色となりました。