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紅茶の国から -英国コラム-

特別コラム "Have a cup of tea?"

英国で生活すると、"Have a cup of tea?"=「紅茶はいかが?」というお誘いを日に何度受けるか知れません。職場で同僚から、ランチタイムのレストランで、お友達の家で、帰宅後に家族から、など英国でほっと一息つく際に紅茶は欠かせない存在であり、お友達やお客様をもてなすにも必ず紅茶を勧めます。そんな紅茶王国の英国で設立され、英国でも日本でも紅茶好きなら誰もが知っている老舗の紅茶店ウィタード オブ チェルシーさんに、美味しい紅茶の入れ方を教えていただきました。

<美味しい紅茶の入れ方>
1)いいお水を沸騰させて使いましょう。
これは上質の紅茶を入れる絶対条件。一度、沸騰させたからといって冷めてしまったお湯ではいけません。紅茶の香りに使われているエッセンシャルオイルは、低温では風味がしっかりと出ないので、必ず沸かしたてのお湯を注ぎます。また、水道水の味が悪いのなら、市販のミネラルウォーターか、濾過したお水を使いましょう。お水の良し悪しが紅茶の風味にそのまま反映されます。

2)ポットを温めましょう。
沸騰寸前のお湯を少量ポットに注ぎ、そのお湯でポットをすすいでからお湯を捨てます。するとポット全体が温まり、紅茶を入れても温度が持続します。

3)茶葉をきちんと量りましょう。
茶葉の量は、その種類によって変わります。そして、それぞれの好みによっても違ってきます。多くの紅茶には、箱や缶に茶葉の適量が書いてありますので、それに従って入れてみて、それから自分の好みにあわせて濃さを調節してみましょう。
参考:6杯分のティーポットに対して、
「ウィタード オブ チェルシー English Breakfast」の場合→ティースプーン3?4杯
「ウィタード オブ チェルシー Earl Grey」の場合→ティースプーン2?3杯

4)蒸らし時間は4?5分。
紅茶は「煮出す」のではなく「蒸らす」ことが大事。茶葉から無理に風味を搾り出すのではなく、ゆっくりと自然に葉を開かせて風味を抽出するのです。フレーバーを十分に引き出すために、適切な蒸らし時間をとりましょう。もし、正しい蒸らし時間で入れた紅茶が濃すぎるなら、時間を短縮するよりも茶葉の量を減らすことをオススメします。

5)ミルクは先に入れましょう。
ミルクは混ざり合う液体の温度が高いほどなじみます。紅茶を先に注ぐと、わずかに冷めてしまうので、ミルクを先に入れて熱々の紅茶を注ぎ足すというわけです。元々は、デリケートな磁器が熱湯によって割れるのを防ぐためにミルクがカップに先に入れられるようになりました。

シェーンのイギリス人講師によると「ミルクが先か、紅茶が先か」というのは、実はイギリス人が大好きな永遠の議論なのだそうです。上記を参考にして、ミルクを先に入れたり後に入れたり、茶葉の量を調節したり、お水を変えてみたり、と楽しみながら紅茶を入れて、自分だけのベストな紅茶を発見してください。

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