35年の実績、安心の月謝制。英会話スクール・教室なら、シェーン英会話。

お電話によるお問い合わせ・受付は 0120-444-407

紅茶の国から -英国コラム-

第27回 混ぜるほどに幸せ? Stir-up Sunday

2009年11月29日の日曜は、待降節の始まりです。待降節とは、キリストの降臨を祝う、つまりクリスマスまでの約4週間を祝祭の準備に費やす期間。教会ではロウソクを4本用意して、クリスマスまでに4回訪れる日曜日ごとに1本ずつ火をともします。4本のロウソクが輝いたら、クリスマスはすぐそこです。また、英国でも待降節の始まる日曜は大切な日。この日はStir-up Sundayと呼ばれ、文字通り「かき混ぜる」日曜日。さて、何をかき混ぜるのでしょうか?

クリスマスといえば、家族の笑顔とおいしいディナー。そして、子どもたちが待ちに待っているのはサンタさんのプレゼントだけではありません。お父さんやお母さんが仕事帰りに買ってきてくれるクリスマスケーキ!日本では、マジパンのサンタさんをのせたイチゴのショートケーキやチョコレートケーキがメジャーですが、これは日本独自のクリスマスケーキです。英国で、クリスマスといえば『クリスマス・プディング』。ドライフルーツやナッツ類、香辛料やラム酒がたくさん入ったケーキは、日持ちがいいのが特徴です。かつては「クリスマスが終わった翌日に来年のクリスマス・プディングを作り始める」と言われるほど、数ヵ月間の熟成に耐えられ、各家庭に伝わる味とレシピに従って作るのだそうです。

さて、このクリスマス・プディングを作り始めるのが、Stir-up Sundayです。[Stir-up]=「巻き起こす」は、待降節の始まりのミサで唱えられる短い祈りの出だしの言葉で、このためにStir-up Sundayと呼ばれるようになったのですが、[Stir-up]=「かき混ぜる」ともとれる意味にかけて始まった習慣があります。日曜礼拝から帰宅すると、お母さんがプディングを作り始め、タネができると家族みんなが一人ずつかき混ぜるようになりました。回す方向は必ず東から西へ。東方の3賢者がキリストの誕生を祝うために西に向かって歩いたことを意味するのだとか。そして、混ぜている間に秘密の願い事をかけるのです。さらに、コインを1枚混ぜ込んで、クリスマス当日に切り分けた際、コイン入りの部分に当たった人はお金持ちになるという言い伝えもあります。

長い時間と手間のかかるケーキなので、最近では、ほとんど市販のものを買うそうですが、お店で作られた『クリスマス・プディング』でも、英国独特の味がします。ぜひ現地で味わってみたいですね。

無料体験レッスンのお申し込み

お電話によるお問い合わせ・受付は 0120-444-407